コロナの電気ストーブのコアヒートとコアヒートスリムとスリムカーボンを比較してみた。大きな違いはコアヒートとコアヒートスリムは遠赤塗装コーディングステンレスシーズヒーター、スリムカーボンは遠赤外線カーボンヒーターであること。カーボンヒーターは発熱体の材料として炭素繊維が使われていることが特徴である。カーボンヒーターは多くのエネルギーが赤外線領域に放射されるという特性があり、炭素繊維の赤外線放射量はハロゲンヒーターの約2倍あるとされる。従って、同じ電力であればカーボンヒーターは体の芯まで暖まって冷めにくい効果がある。また、同じ熱量であればカーボンヒーターはハロゲンヒーターと比べて電気代は約半分となる利点がある。一方のシーズヒーターはニクロム線が金属パイプで包まれた構造になっている点が炭素繊維を使ったカーボンヒータと大きく異る。ハロゲンランプを使ったハロゲンヒーターとも異なる。コロナのカーボンヒーターとシーズヒーターの大きな違いは、カーボンヒーターは速暖性に優れており、スイッチONから約2秒ですばやく暖まる点が大きな特長。シーズヒーターは、暖まるまでに時間がかかるので速暖性に欠けるが、一度暖まると体も部屋も、いつまでも温かさが続く点が大きな特長。特に、朝は時間がなくてすぐに部屋を暖めたい場合にはカーボンヒーターであるスリムカーボンがおすすめ。大きな部屋を暖めたい場合には時間はかかるかもしれないけれども、発熱量が大きいコアヒーターがおすすめ。部屋にいる時間が長く、ヒーターを付ける時間が長い場合には持続性が高いコアヒートスリムがおすすめ。
コアヒートとコアヒートスリムとスリムカーボンの比較
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